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  • 休診日/土曜午後・日曜・祝日

CARE

定期検診

  • 大切な家族だからこそ、病気の時だけに来院されるよりも、普段から予防ワクチンの接種や、定期的な健康診断をされることをおすすめします。動物は本能的に具合が悪いことを隠して我慢してしまうこともあります。
    気付かないうちに進行する病気を見逃さないためにも、定期的な健康診断を受けましょう。「動物病院は病気になってから行く場所」ではなく「病気にならないために行く場所」とお考えください。

  • ペットの健康を
    気遣ってあげましょう

    犬や猫の6歳は、人間でいうと40歳前後になります。
    人間でもそろそろ健康を気にし始める時期です。年齢や状態・生活環境に応じて、定期的な健康診断を受けましょう。

  • 犬・猫と人間の標準年齢換算表

    ※右へスライドできます。

    犬・猫 人間 犬・猫 人間 犬・猫 人間
    1ヶ月 1歳 5年 35歳 12年 65歳
    3ヶ月 5歳 6年 39歳 13年 70歳
    6ヶ月 9歳 7年 44歳 14年 75歳
    1年 18歳 8年 48歳 15年 80歳
    2年 23歳 9年 52歳 16年 85歳
    3年 28歳 10年 56歳 17年 90歳
    4年 32歳 11年 60歳 20年 100歳

    病気の早期発見のためにも1年に1回は検査を受けることをおすすめします(フィラリア検査は予防開始前の3月におすすめします)。
    健康検査は随時受け付けております。血液検査のみであれば診察時間内に行う事ができます。それ以外に心電図・レントゲン検査・エコー検査をご希望される際は、お気軽にお申し付けください。

デンタルケア

  • 現在、3歳以上の犬・猫のうち8割が歯周病にかかっています。うちの子には関係ないと思わないでください。
    歯肉炎などの軽い歯周病のうちは、歯垢・歯石を取り除き、歯のまわりを清潔にすれば治りますが、重い場合には歯を抜いて治療するケースもあります。
    歯磨きや口腔ケア、歯科チェックは定期的に行いましょう。

  • 歯みがきでもたらされる効果

    歯の健康

    噛むことで歯の表面をこすり、物理的に歯垢を取り除く事ができます。
    ただし、与えるものの種類によっては歯を逆に痛めつけてしまう場合もあるので注意が必要です。
    最近では、液体をつけたり、錠剤をのませることによって歯垢がつくのを抑えるものも販売しております。

  • 愛犬のストレス発散

    犬らしい生活である動くものを探し、追いかけ・捕まえ・引き裂くという捕食行動の一部を満足させます。

  • 困った行動(破壊行動など)の予防

    噛む習慣のある子犬のうちからデンタルガムに慣れ親しませておき、かつ不適切なものに触れることが出来ない環境作りを行うことで、破壊行為を減らすことが出来ます。

  • 愛犬との信頼関係を築く

    歯磨きをするためには、ペットオーナーはペットの口を自由に触れることができなければなりません。ペットの最大の武器である歯をペットオーナーにゆだねるという行為には信頼関係が必要です。

    • 嫌がるのを無理矢理すると、ペットの攻撃性を引き出してしまう可能性があるので、絶対にやめましょう。
    • ペットが歯ブラシを好きになるように、出来たら必ず誉めてご褒美を与えほんの少しの時間からゆっくり長い期間をかけて練習しましょう。
      ※ 肥満防止のためご褒美は、ドライフード1 粒など少しずつ。
      ※ 動物は口内環境が人とは異なり、歯みがき後にご褒美を与えても問題ありません。
      ※ 歯みがきを快く受け入れはじめると、ご褒美の回数を少しずつ減らしましょう。
    • 歯みがきは、毎日の愛犬とのふれあいの時間としてペットオーナー自身も楽しみながら行うようにしましょう。
  • ケアを怠っていると
    こんな病気に

    歯周病

    歯周病は歯周病菌によって起こる炎症で、歯周組織が破壊されていく病気です。人間だけでなく、犬や猫もかかります。
    口腔内の環境が悪化するほど発症のリスクが上がり、重症化も進みますから、できるだけお口の中をきれいに保って歯周病を予防しましょう。
    歯周病が悪化すると歯を失うこともありますし、あごの骨が弱くなって噛んだ時に骨折することもあります。歯周病菌は血液に侵入すると体内をめぐってさまざまな臓器に悪影響を与えます。
    大切なペットが長く楽しく生きられるように、ぜひお口のケアに気を配ってください。

  • 歯肉炎

    歯肉炎を起こすと歯茎が腫れて口臭がきつくなります。また、食事の際に歯ぎしりをするようにもなります。歯肉炎は歯周病菌によって起こる炎症で、ご自宅のケアで治すことはできません。進行すると歯を失うリスクが高まるので、症状に気が付いたら早めに当院にご相談ください。

  • 乳歯遺残

    乳歯は一般的には成長の過程で永久歯に生え変わりますが、時には抜けずに残ってしまうことがあります。乳歯が残った部分には歯垢や歯石がたまりやすいので、歯周炎にかかるリスクが上がります。

  • 歯瘻(しろう)

    歯周病菌の活動によって歯の根っこ部分に膿がたまると、あごの骨が溶けていきます。進行すると目の下や口周辺の皮膚に穴が開くことがあり、この状態を歯瘻(しろう)と呼びます。
    内歯瘻は口の中だけの穴ですが、外歯瘻は皮膚の外側まで影響します。

  • 口鼻瘻管(こうびろうかん)

    歯の根に発生した膿によって鼻腔に穴が開く状態です。結果として鼻と口がつながってしまい、鼻水や鼻血が止まりにくくなり、くしゃみを多発するようになります。重症化すると後遺症が残る場合がありますし、生命にかかわることもあります。くしゃみや鼻水が止まらない状態があれば至急ご相談ください。